五街道歩き旅!歩いて感じる古道の魅力!-装備編-

街道歩き旅

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

街道は舗装されて、平坦な道が続くばかりではありません。
都心から離れると、道中は山あり谷ありです。
不測の事態に備えしっかりと装備を整えることで、旅がより安心・安全で楽しいものになります。

歩き旅の装備は少しライトな登山装備といったところでしょうか。
長距離、長時間動き続けます。重量が増えれば増えるほど疲れやすくなります。必要最低限のものだけを持って、荷物を軽量化、身体への負担を減らすことが大切です。

実際の歩き旅の経験による、必要な装備をまとめてみました。
皆さんの旅の準備の参考にしてみて下さい。

歩き旅の装備

歩き旅において、装備を整えることはとても重要です。
適切な靴や服装は快適さと安全性を確保し、装備品の準備は道に迷ったり緊急時の対応に不可欠です。適切な装備によって歩き旅をより安心・安全に楽しむことができます。

服装

重い荷物を長時間背負って、長距離を歩いてみると思ったよりも暑くなり、汗をかきます。ただし、休憩などで立ち止まると汗が冷えて一気に寒くなることがあります。
暑さと寒さが繰り返されるため、適切な服装を選ぶ必要があります。

現代では機能性素材(撥水/防水、吸水速乾、保温、UVカット等)の衣類が出回っているので、恩恵にあやかりましょう。

安全を最優先に考えて、リスクがある地域を訪れる際にはより詳細な装備を整えるようにしましょう。

レイヤリング

地域、季節や天候に合わせて、体温調整ができるような重ね着(Tシャツ、シャツ、ジャケット等)をお勧めします。
ゴアテックスなどの防水・撥水・防風・透湿機能のあるレインウェアや、ジャケットがあれば、多少の雨で傘を指す必要も無くなるため、両手が自由に使えるようになります。

ボトムス

伸縮性、通気性の高いトレッキングパンツを履きましょう。

こちらも季節に応じて、暑い季節に涼しく歩きたい方はショーツ(タイツとの組み合わせ)。
寒い季節は厚手のボトムスを使い分ける等工夫してみて下さい。
ロング、ショートの使用をシーンに応じて変えられるコンバーチブルパンツなどもあります。

私は寒い地域では、ヒートテックタイツも着用しました。

帽子

帽子が必要な理由はいくつかあります。かなり重要で欠かせないアイテムです。

  • 日除け、紫外線対策
  • 熱中症予防
  • 障害物からの保護
  • 風雨からの保護、寒さ対策

日除け、熱中症対策としてはもちろんですが、山歩きでは、小石や木の枝等の障害物から身を守る役割もあります。
山の中を歩いている時に、小枝からの攻撃を何度も防御してくれました。
雨や汗に濡れても乾きが早く、通気性に優れた素材の物を選びましょう。
ハット型の防止は風の影響を受けやすいので、帽子クリップ等を活用すると安心です。

私はハット型でつばの広いものを愛用していますが、音が聞こえにくくなるなど多少わずらわしさを感じる場合もあります。自分にあった帽子をチョイスしてみて下さい。

靴下

5本指ソックスが良いです。
長距離ウォーキングでは足指にマメができてしまうこともあります。
指間の擦れ防止で5本指ソックスを使用することで、指どうしの擦れを抑え、マメを防止することができます。
そのほか、保湿性が高い、蒸れにくい、しっかりと踏ん張れるなど様々な効果があります。

以前は、履きにくいし、おじさんが履いているイメージが強いなど、何となく避けていましたが、慣れてしまえば履きにくいとも思わなくなります。お洒落なソックスも色々出回っていて楽しめますよ。

5本指ソックス本当にお勧めです!!

服装同様、現代には軽量性や通気性、防水性などの機能性を備え、更には身体への負担を軽減させて疲れにくいように作られた「靴」があります。

先ずは当たり前ですが「履きなれた靴」にしましょう。
峠などでない限りはランニングシューズで良いと思います。
雨の日は防水スプレーを忘れずにかけておきましょう。

峠道などではトレイルランニングシューズなども重宝するかもしれません。
トレランシューズは林道や登山道などの舗装されていない道を走るために特化して設計されたシューズです。軽量かつ柔軟性がありながらも、グリップ力のあるソールを備えており、岩場、砂利道、ぬかるみなどの不整地でも安定した足場を提供してくれます。

街道歩きは、基本的に平地を歩くことが多いので、どちらかと言えばランニングシューズになるでしょうか。
ソールや、かかとサポーター等ですき間を調節しておくと、マメなどができにくくなります。

トレッキングポール

長い道のりを歩くので、余裕があれば準備しておいても良いでしょう。
上半身の力を使って推進力を得ると共に、足腰にかかる負荷が軽減され疲労を和らげます。
今回の旅で初めて購入しました。
あまり期待していなかったのですが、予想を上回る効果に感動しました。

先端のキャップはダメージを受けやすくすぐにボロボロになってしまうので、常に替えのキャップを持っていると良いですね。

動画や写真撮影など頻繁に行う方には少し邪魔になるかもしれません。

バックパック

着替え等を入れると荷物が多くなります。私が使用しているのは、以前、富士登山用で購入した35Lのバックパックですが、宿泊を伴うのであれば最低限これくらいの容量は準備しておいた方が良いかと思います。

日帰りであれば、食料や飲料等、持ち物が多少多くなっても15L程度で十分かと思います。
軽くて丈夫なものが良いですね。雨対策として、ザックカバーも準備しておくと安心です。

余裕がありすぎると、余計なものまで詰め込んでしまうので、旅のボリュームに合わせて適当なサイズを選びましょう。

パッキング

食料

疲労の回復にパン、チョコレート等を持っておくと良いです。
食事処、コンビニ等が無いエリアもあるので、計画次第では食事をしっかり準備していきましょう。

水分補給

水分は十分に補給して歩きましょう。そしてたくさん歩いた後の飲み物は格別です。
極力軽くしたいのであれば、ペットボトル飲料が良いと思います。
私たちは毎回、500ml水筒1本づつに麦茶を入れて持っていっています。

タオル

汗拭き用として、吸水性、速乾性等機能性を備えたスポーツタオルがお勧めです。
暑い時期には、水に濡らすだけでヒンヤリ感を得られる「冷感タオル」も持っておくと便利です。

雨具

レイヤリングでも少し述べましたが、雨の降り具合で折り畳み傘 or レインウェアを準備して使い分けましょう。

少し値段は高くなりますが、ゴアテックスなどの防水性素材を使用したウェアであれば、小雨は十分防げます。

常備薬・バンドエイド・湿布

宿泊を伴う場合、日頃から飲んでいる薬がある方は忘れず持っていきましょう。
長距離ウォーキングによる靴擦れ、マメ、その他の傷を保護するために絆創膏は持っておきましょう。
疲労回復のための湿布も準備しておきましょう。就寝前に貼って寝れば疲れの残り方が全然違います。
患部を瞬間的に冷却できるエアーサロンパス等もお勧めです。

サブバック(ウエストポーチ・サコッシュ等)

サブバックとしてのポーチやサコッシュは小物や個人のアイテムをまとめるのに便利です。バックパック内の荷物を取り出すために、おろす煩わしさが解消します。

スマホ、モバイルバッテリー、充電器、地図、日焼け止めや小銭入れ等、日常的に使用する小さなアイテムを整理するのに役立ちます。
購入してから歩き旅が劇的に快適になりました。大活躍です。
個人的にはマチのある方が色々と収納ができて好きです。

モバイルバッテリー

スマホ、カメラのバッテリー充電用です。
景色や動画を撮影していると一気に電池を消耗します。
10000mAhの「CIO SMATCOBY DUO」を持ち歩いています。

小型、2台同時充電かつ40Wの出力があります。
ドットLEDで視覚的に残量が分かり、軽量で、価格が3500円程度であればかなりコスパは良いのではないかと思います。バッテリー類は少し重量があったりするものもありますが、小容量でも緊急用に持っておくと便利です。

熊ベル

近年熊の出没が多数報告されていて、人的被害も増えています。

熊ベルを鳴らすことで、クマに人間の存在を知らせ、クマとの遭遇を避けることができます。
熊ベルの選びのポイントは、音量はクマに聞こえるように十分な大きさである必要があります。さらに、熊ベルは、登山やハイキングに邪魔にならないように、軽量でコンパクトなものを選ぶようにしましょう。
最近、クマの出没情報が多々報告されています。まずは出会わないことが大切ですね。
クマのいる地域で登山やハイキングをする場合は、必ず熊ベルを携帯しましょう!

私が持っている熊ベルは「中林製作所 冒険倶楽部 AY-13」。
カラビナが付いています。分銅がバネで繋がっていて、本体の溝に固定することで簡単に消音できます。
リーンリーンと遠くまで響き渡る音色でした。熊が誘われて歌いながら出てくるかもしれません。
妻はカウベルタイプを持っています。別々の音色の方がより効果があるかなぁと思った次第…

日焼け止め

日焼け止めは、紫外線による肌へのダメージを防ぐために重要なアイテムです。
完全に紫外線から肌を守ることは難しいため、こまめな塗り直しや遮光対策も重要です。
日焼け止めは、肌タイプに合わせたものを選び、使用方法を守って効果的に活用しましょう。

地図・本

五街道ウォーク・八木 牧夫著 ちゃんと歩ける甲州街道: 甲州道中四十四次
はじめての甲州街道の旅。どこに何があるのかある程度のガイドがあったほうが歩きやすいと思い購入したのがこちら。
筆者の街道を歩いて調べつくした情報がぎっしりと書き込まれています。街道旅初心者の我々はこの本を握りしめて進んで行きたいと思います。現甲州街道と旧甲州街道でルートが異なる箇所が多々あります。旅の必需品です。
電子書籍版の方が軽量になって、使い勝手が良いかもしれません。

その他

スマートフォン

当たり前すぎて、装備品として載せていませんでした。
通信、通話、カメラ、地図機能、健康記録等所持が当たり前のものですね。
山中では場所によって圏外となる場所もあるので、事前に確認しておきましょう。

財布

どこでもスマホ決済ができるような世の中になりつつありますが、道中では使用できないお店も多々あります。多少の現金は持ち歩いておきましょう。
簡単に取り出せる小銭入れは重宝します。

保険証

道中何が起こるか分かりません。突然のケガや病気等、不測の事態に備えておきましょう。

暑さ対策

日本の夏は特に暑いです!冷えタオル、ネッククーラー、ハンディ扇風機、サングラス等可能な限り準備しましょう。

寒さ対策

ネックウォーマー、ポケットカイロ、手袋、腹巻等。
冬の長野で「最低気温-10℃、最高気温1℃」の日がありました。動いているときはまだ良いですが、足を止めると身体が一瞬にして冷えます。天気予報はしっかりチェックして、防寒対策をしっかりしましょう。

歩き旅を楽しむための装備まとめ

装備は旅をより便利で楽しくさせてくれます。

軽量で機能的なアイテムは、旅の快適性をぐっと向上させてくれます。
お気に入りのシューズを履いて、自然の中を気持ちよく歩くだけで清々しい気分になります。
カメラやスマートフォンは素晴らしい風景を記録し、思い出に残してくれます。
飲み物や軽食も持ち歩き、一服してエネルギーを補給する。これも一つの楽しみです。

装備が整えれば、歩き旅はより感動的なものになります。準備を整えて、思い出に残る楽しい歩き旅に出発しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました