こんにちは。ぶ~ちゃんです。
甲州街道歩き旅で通りかかった「高尾梅郷」の梅まつりにいってきました。
今年は色々な梅まつりに行ってきて、「高尾梅郷梅まつり」は今年の梅見しめくくりにふさわしいものでした。
「高尾梅郷」は複数の梅林が中心となって約10,000本もの紅白の梅がみごとに咲き誇り、見ごたえがありました。梅の香りと色彩に包まれながら散策すると、日常の喧騒を忘れられる贅沢な時間が過ごせます。是非、梅まつりの魅力を体感してみてください。
高尾梅郷とは
旧甲州街道と小仏川沿いに約4.5キロにわたって約10,000本の紅白の梅が咲き誇り、点在している梅林地帯を総称して「高尾梅郷」と呼ばれます。
この地域はもともと梅栽培が盛んで、菅原道真の銅像が浅川町にあった縁から、多くの梅が植えられたとも言われています。
1964年、この地域の梅林を観光地化するために、地元の人々によって高尾梅郷協会が設立されました。以後、地域の方々によって梅の木が植樹され、高尾梅郷は梅の名所として親しまれるようになりました。
地域の方々の努力によって、美しい梅の景色を楽しむことができる場所となっていったんですね。
梅まつり
高尾梅郷梅まつりは、毎年3月上旬に開催される歴史あるイベントで、今年で45回目を迎えます。
このお祭りでは、模擬店やスタンプハイク、よさこい踊りなどのイベントが楽しめます。
梅の開花状況は年によって異なりますが、例年は2月中旬から3月中旬頃が見頃とされていますが、今年は暖冬の影響で、例年よりも早いペースで梅の開花が進んでいる梅林も多いようです。
梅の花と一緒に春の訪れを感じるには、ぴったりのイベントです。
今年の梅まつりは、3月9日(土)・10日(日)に開催されます。
甲州街道の高尾駅と高尾山口駅の間には、小仏川沿いに遊歩道があります。
この遊歩道沿いには「遊歩道梅林」と呼ばれる梅林があり、そこから始まる散策コースとして「関所梅林」「天神梅林」「荒井梅林」「湯の花梅林」「するさし梅林」「木下沢梅林」「小仏梅林」といった全体で8つの梅林を楽しむことができます。梅の美しさを存分に堪能できるコースとなっています。
※「木下沢梅林」は梅の開花時期に合わせた期間限定の開放となっています。(今年は年3月2日(土)から3月17日(日))
高尾梅郷梅まつりには駐車場はないので、公共交通機関を利用して来場しましょう。
梅まつり散策
梅の花の香りが広がる中「高尾梅郷の梅まつり」を楽しんできたので報告します。
一番奥にある「小仏梅林」まで距離にして約5kmとなっています。
いろんな梅林に寄ると1時間30分〜2時間ほどかかる道のりになります。
「甲州街道歩き旅」で一度通っている道でしたが、帰る頃にはヘトヘトでした。
バスも頻繁に往来しているので、片道バスを利用するなども良いかもしれません。
梅まつりでは4つの梅林を巡るスタンプハイクも開催されます。
各梅林会場でスタンプを集めた人が最寄りの梅林で抽選に参加できます。スタンプハイクしながら梅林を楽しむことができます。
各会場では模擬店やよさこい踊りなどのイベントも開催され賑わっていましたよ。
私の辿ったコースを紹介していきます。
遊歩道小名路会場
JR中央線高尾駅、京王線高尾山駅からも歩いて約15分にある、最初の会場です。
模擬店、休憩スペースがあります。仮設トイレも設置されています。
スタンプハイクもここからスタートです。
遊歩道梅林
「遊歩道小名路会場」からすぐの最初の梅林です。「上椚田橋」が入口となります。
小仏川沿いを散策しながら梅が楽しめます。
小川のせせらぎと、梅の香りに包まれて、気持ちの良い時間を堪能できます。
見頃は少し過ぎてし待っていたようです。
関所梅林 小仏関所跡(会場)
旧甲州街道沿いの、小仏関跡がある広場です。車道沿いで交通もあるので気を付けて下さい。
「遊歩道小名路会場」同様、模擬店、休憩スペースがありました。
スタンプも忘れずにもらいます。
天神梅林
甲州街道沿いを10分程歩くと「天神梅林」に繋がる「梅郷橋」が現れます。
山の斜面を少し登った先、「天神梅林」に囲まれて、藤原道真が祭られている小さな社があります。そういう理由で「天神」梅林だったのですね。
小高い山の上から眺める梅園の景色も一興です。
高尾梅の郷まちの広場
「天神梅林」から川沿いの遊歩道を進み、5分程歩き上空に架かる圏央道の下に「高尾梅の郷まちの広場」が現れます。
※舗装されている道ではなのでぬかるんでいることがあります。足元には注意して下さい。
この日も先日の雨のせいでしょうか、ぬかるみが多く見られました。
「高尾梅郷」の石碑があります。
甲州街道歩き旅でもこの石碑で、梅の名所だということを知りました。
梅林の中心にあたる広場でしょうか。
この広場の周辺にも綺麗な梅が咲き誇っていました。
模擬店、休憩スペース、トイレがあります。
3つめのスタンプをもらいます。
湯の花梅林
ここからまた、旧甲州街道を歩いて行きます。
2、3分歩いたところに「湯の花梅林」があります。
こちらは梅まつり期間中しか開放されていないようです。梅の木が綺麗にならんでいます。
するさし梅林 摺指まちの広場
旧甲州街道を進むと、またすぐ「するさし梅林」の入口が見えてきます。
広々していて、たくさんの出店がありましたが、こちらには休憩スペースがなかったような…
ここで最後の4つ目のスタンプをもらって、いざ抽選です!
結果、ハズレでポケットティッシュをいただきいました。
花粉が多くなる季節なので重宝しますね(泣)
広場の先に舗装された道がのびています。他の梅林と比べここの梅林は見頃だったのでしょうか、とても花つきが良く綺麗でした。
この先「木下沢梅林」まで約2kmほどの緩やかな登り坂が続きます。進まれる方は、体力・体調に合わせてバスなどの交通手段を利用することも考えましょう。
木下沢梅林
しばらく小仏川沿いを歩きます。中央線高架下の赤煉瓦アーチをくぐり、右手に進むと「木下沢梅林」が現れます。
「木下沢梅林」記事冒頭でも触れましたが、梅シーズンにだけ特別開放される梅林です。(今年の開園は3月2~17日 10~16時)
約700本が咲き誇り、他の梅林と比べ規模が大きく山の斜面に広がる梅林の光景は圧巻です。少し遠い場所にありますが、わざわざ足を運んでみる価値は十分にあります。
すばらしい景色なのでぜひ訪れてみて欲しいですね。
最盛期には入場の列ができるほど人気のスポットのようです。
園内は道が狭く、すれ違うのがやっとですので道を譲り合って進みましょう。
マナーの悪いカメラマンが、狭い通路で場所を陣取っていたため、片側通行になってしまい、渋滞が発生していました。
美しい梅林に見とれる気持ちも分かりますが、あなただけの梅林ではありません。
みんなが気持ちよく観梅できるよう周囲にも目を配って欲しいものです。※観光地全般に言えることです。
「上段の梅」広場は、ベンチが多数設置されており休憩しながら梅を楽しむことができます。
芝生ではお弁当を広げて観梅を楽しんでいる方も大勢いらっしゃいました。
管理棟付近には仮設トイレも設置されています。
付近には売店もあり、飲食物が販売されていました。
お昼も過ぎて、お腹も空いてきたところだったので、並んでいた「道明寺」を購入。空いているベンチに座って、観梅を楽しみながら至福の時を過ごしました。
梅園のフェンスの外から、先ほど登ってきた山の斜面を撮影しました。
一面梅の花で覆われてとても綺麗です。春の足音を感じますね。
高尾梅郷 梅まつり まとめ
「高尾梅郷梅まつり」は、春の訪れを感じる素敵なイベントで、約10,000本の紅白の梅が見事に咲き誇ります。梅の香りに包まれながら散策すると心が和みます。
梅まつり会場では多彩な模擬店や催し物も楽しめます。
梅の美しさを堪能する絶好の機会ですので、ぜひ春の訪れを感じながら、家族や友人と素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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