【自然散策】昭和記念公園に行ってきた!「黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2023」

ふらっと自然散策

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

秋も深まってきたところで、紅葉を楽しみながら散策できるところはないかなぁと日本庭園を探していると、日本最大級の公園「昭和記念公園」を見つけました!

昼間の天気は曇りで、たまに小雨もぱらつく空模様でしたが、多くの人で賑わっていました。
ちょうど園内イベント「紅葉まつり&秋の夜散歩2023」も開催されていて、ライトアップで美しく幻想的な景色を楽しめましたよ。

昭和記念公園

昭和記念公園の特徴、魅力

昭和天皇御在位50年記念事業として米軍の立川飛行場跡地に建設された国営昭和記念公園は、総面積180ha、現在約169.4haを開園しています。
東京都立川市・昭島市にまたがる広大な公園となっています。

大規模ながらも都心から気軽にアクセスできる立地も魅力の公園です。

レクリエーション、イベント

豊かな自然環境でスポーツや撮影会など、多彩なレクリエーション活動が楽しめる他、四季折々の花や植物の鑑賞を楽しんだり、花火大会や市民祭りなど年間を通じた様々なイベントが提供されています。

サイクリングコース

公園内には総延長14kmのサイクリングコースが整備されていて、立川口、日立川口、砂川口のサイクルセンターでレンタルすることができます。
持ち込みの自転車も可能で、入園料のみで利用することができます。
広大な敷地を移動するのにとても便利です。

パークトレイン

公園内を約45分で一周するパークトレインが巡回しています。
園内7か所に乗降場があり、公園施設や見どころの紹介も行っています。
乗車日によってルートと運行間隔が変わるようですので、利用するの場合には事前に「運行予定表」と「パークトレイン周遊コース」を確認しておくことをお勧めします。
こちらも広い園内の移動にも便利です。

レストラン・カフェ、売店

園内には広々とした各種レストラン、カフェやバーベキューガーデンの他、売店が複数あり、食事や軽飲食を楽しむことができます。
お弁当やお酒などのアルコール類などの持ち込みも大丈夫です。
園内の売店で生ビールまで販売されているそうです。

昭和記念公園入口

JR立川駅から一番近い、徒歩約10分程のところにある「昭和記念公園 あけぼの口」です。
敷地に入ってから「立川ゲート」まで、更に5分程歩きます。

その途中にある広大な芝生の公園「ゆめひろば」では催しものが開催されていました。
「ゆめひろば」を含む「みどりの文化ゾーン」は無料区となっており、天気の良い休日には家族連れ等で賑わいます。

立川ゲート

ゲートの先は有料区間です。
入園料は入場料大人\450。中学生以下はなんと無料です。

入園券を券売機で購入しましたが、ICカードで電車の改札口のようにタッチで入園することができるようです。

園内の券売機や売店もキャッシュレス対応しているようです。お財布いらずで便利になりましたね。

公園内散策

黄葉・紅葉まつり

公園入口にも案内板がありました。「黄葉・紅葉まつり」です。
11/3~11/26まで開催されています。
紅葉の見頃もあっという間に終わってしまうので、思い立った勢いのまま出かけてみましょう!

園内の紅葉みどころは大きく3箇所あります。

  1. カナールイチョウ並木」※立川ゲート
  2. かたらいのイチョウ並木」※昭島口付近
  3. 日本庭園

カナールイチョウ並木

立川口ゲートから続く「カナールイチョウ並木」です。
解放感溢れる景色が広がります。
曇り空ですが、たくさんの人がいます。

少し緑交じりのイチョウではありますが、ほぼほぼ色づいていますね。

かたらいのイチョウ

立川ゲートから、かなりゆっくり目にあるいて約30分。
かたらいのイチョウ並木」です。
カナールイチョウ並木よりも枝葉の広がりが大きいような気がします。
人気スポットであることも分かります。清々しさを感じます。

日本庭園

かたらいのイチョウ並木から更にゆっくり歩くこと15分。「日本庭園」です。
曇天のままですが、断続的にぽつりぽつり降っていた雨は完全に止んだようです。

写真撮影などにも使える和の貸出しも行っているようです。

紅葉の時期はもう少し先かと思っていましたが、かなり色づいていました。
色とりどりの景色が広がります。自然が作り出す芸術です。

雪の少ない関東でも松の雪吊りをやっているんでしょうかね。美観目的ですかね。
兼六園を思い出します。
少し風が強くて、水面に波が立っています。

晴れていて欲しい気持ちもありましたが、曇りでしっとりとした紅葉の美しさもある!と思うことにします。

和傘の通路です。和の雰囲気は出ていますね。

先ほども話しをしましたが、この日は風が少し吹いていました。
飾りの風鈴の音が鳴りやみませんでした。そよ風であって欲しかったですね。

16:00で退場をするようにアナウンスがあります。
夜間のライトアップ準備のため、日中の日本庭園は16:00で一度閉門、準備が整い次第再度開門となります。

日本庭園前 特設売店

庭園入口前にある特設売店のお茶屋さんがあり、三福だんごや甘酒なども販売されています。
私たちは「みたらし」「江戸甘味噌」だんごを購入。
美味しくいただきました。たくさん歩いた後の一服にもってこいですね。

秋の夜散歩

16:30から「秋の夜散歩」が始まり、園内がライトアップされます。
夜間は、日中と開園エリアが異なるので注意です。
入退園は「日立川口」「立川口」のみとなり、消灯は20:30、開園は21:00までです。

「日本庭園」直通の夜間バスは「立川口」「日立川口」から出ています。

この時期、夜は一気に寒くなるので、しっかり防寒対策をしていくことをお勧めします。
先の話しをしてしまうと、人で混雑していて止まっている時間が長い(体が動かせない)場所もあります。

ライトアップ前の入場はお得!

夜間の日本庭園ライトアップ鑑賞には「鑑賞券」が別途必要になります。
窓口券は「こもれびの家」にて大人\1,300、中学生以下\700。
「WEB券」では大人\1,100、中学生以下\600で販売されています。

私たちはWEB券を事前に購入しました。
入場時にチケット購入時にメールに届いたQRコードを示して、係員に読み取って入場となります。

この日ライトアップの準備は16:15頃に終わり再開門されましたが、ライトアップ開始時間は16:30となります

再開門からライトアップ開始まで、園内は人影もまばらです。
この時間は夕日の差し込む日本庭園等を、貸し切り状態楽しむことができそうです。

日本庭園 ライトアップ

昼間とはまた違った美しさがありますね。
本来の自然の美しさを更に助長させてくれます。

17:00を過ぎ、辺りもすっかり暗くなってくると、夜散歩を楽しむ方がたくさんの人が園内に入ってきます。夜間の始発バス方が辿り着く頃の時間にもなります。
人の動きに合わせて池の周りをゆっくり周遊することになります。

木橋の手前「三脚撮影スポット」からの写真です。
息を飲む美しさです。穏やかな水面に、水鏡となって映し出される幻想的な景色が広がります。

暗闇の中、ライトアップされた和傘は、昼間とはまた別の美しさがあります。
こちらも幻想的な景色が広がります。

撮影用に、反射板が備えつけられていました。上の写真と比べるとボリュームがあり圧巻ですね。

風鈴も、ライトに照らされて、ガラスの美しさが映えます。

少し離れたところから見る雪吊りの松です。
立川市街地にいるとは思えません。

和柄エリアの更に外側には、プロジェクションマッピングで波紋や、錦鯉、色とりどりのモミジが通路に投影されていました。これもまた一興です。

かたらいのイチョウ

昼間見た、ところどころまだ緑の残るイチョウも綺麗でしたが、ライトアップしたされたイチョウは更に緑と黄色が映えます。

にしてもすごい人出です。
落ち着いて「かたらい」はできそうもないですね…

青色での演出です。黄色のイチョウとは逆のトーンですが、落ち着きがあって綺麗ですね。

並木の出口から振り返って一枚。逆色が混ざり合った不思議な世界です。

カナールイチョウ並木

こちらは、入場した来た時の自然のイチョウの色を残さず、ライティングで時間と共に緩やかに変化していく色味を楽しめます。

私たちは昼間の(ライトアップ前の)イチョウの色を見ていますが、夜間から入場してくる方もいると思うので、入場間際くらいは通常のライトで自然のイチョウの色を見せても良いのでは?と思いましたが…
見方を変えてしまうと、ただ不気味です…

昭和記念公園 紅葉散策まとめ

立川市街地にありながら、大自然に囲まれ、大人はゆっくり自然散策、子供は元気いっぱいに走り回れる、親子でも楽しめるスポットが各所に散りばめられた、とても魅力的な施設です。
公園内にはレストランや売店も充実していて、園内で遊べるおもちゃや軽飲食だけでなく、ペット関連グッズなども販売しているようですので、手ぶらで来ても大丈夫ですね。

久しぶりに訪れた昭和記念公園でしたが、とても広大な敷地であったことを思い出しながら歩いていました。
紅葉と日本庭園の鑑賞を目的に辿り着いた場所でしたが、ちょうどイベントが重なっていたこともあり楽しませてもらいました。

一年を通して、四季折々さまざまなイベントも開催されているようですので、これからも時折足を運んでみようかなと思います。

夜に外に出る機会も少なくなってきた今日この頃でしたが、今回参加したイベントの「黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2023」は、自然とアートが織り交ぜられた、とても感慨深い体験となりました。

日中も、夜間もそれぞれの異なる表情があって、どちらも楽しむことができます。是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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