こんにちは。ぶ~ちゃんです。
夏の暑さも少しずつ和らぎ、秋の気配を感じる季節となってきたので、大人気の八王子高尾山登山に行ってきました!
美しい景色や自然探索、食べ歩きグルメなど、高尾山にはさまざまな魅力が詰まっています。
私たちの高尾山登山を紹介します。高尾山への旅行を検討中の方、そして既に訪れたことのある方も、新たな発見や楽しみ方を見つけて頂ければと思います。
高尾山口駅
今回は京王線の高尾山口駅から、高尾山の登山に向かいます。
朝9時に高尾山口駅に到着。紅葉シーズン前なら少しは空いているかと思いましたが、すでに駅周辺や登山口へ向かう道は、多くの人で賑わっていました。

高尾山登山口
朝少し出遅れてしまったせいか、清滝駅前にはすでにたくさんの人が集まっていました。
特に外国人観光客の姿が目立ち、高尾山が“世界一登山客が多い山”と言われるのも納得です。


高尾山
2007年ミシュランガイドの星3つ認定後に年間登山者が300万人と急増して、世界一の登山者数を誇る山となったんだブ。都心からアクセスが良くて、標高も低いため気軽に登れ、多くの自然、歴史、グルメが魅力で、ミシュランでも高評価を受けているブ。2020年には東京都で初の「文化遺産」にも認定されたんだブ。
登山開始
高尾山には6つの登山コースがあり、初心者から上級者まで楽しめるよう、それぞれ異なる特徴を持ったルートが用意されています。

久しぶりの登山ということもあり、今回は気軽に楽しめる人気の一号路を選んで登ることにしました。
1号路 登山口

1号路は薬王院までの登山道が全て舗装されて、多少ラフな格好でも問題なく登り易いルートとなっています。
登山開始直後の1号路は意外と閑散としていました。

自然を感じながらゆっくりと歩きます。
やっぱり山の空気は気持ちが良いです。

1号路だからと舐めてかかってはいけません。
ところどころ急勾配の上り坂があります。心拍が上がり汗ばんできます。
前日のジムでのトレーニング疲れもあったせいか、妻は序盤でトレッキングポールを使い始めていました。

ビアマウント、ケーブルカー(高尾山駅)、リフト(山上駅)
少し平坦な道に出ると、眼下にリフト乗り場が見えます。
清滝駅からリフトを利用するとここに到着します。

更に少し坂を登るとビアマウントが見えてきます。
ここには、ケーブルカーの高尾山駅があり、いつもたくさんの人が集まります。


ビアマウントでは夏の間(6月中旬~10月中旬)にビアガーデンが開催されます。
標高500m大自然に囲まれ、絶景を眺めながら味わうビールは格別なんでしょうね。
そして駅前には蕎麦屋、カフェをはじめ、食べ物屋さんやお土産屋さんが軒を連ねています。
お店の前には行列ができていました。

ここまでの道のりでも、結構な体力を消耗したので、高尾山食べ歩きグルメで大人気の「天狗焼」を購入し、しばし休憩を取ることにしました。

「天狗焼」は天狗をかたどったパリっとした生地の皮に、甘さ控えめの黒豆あんがたっぷり入ったスイーツです。お土産にも喜ばれる一品で、売り切れてしまうこともあようなのでお早目にどうぞ。
凛々しい顔立ちです。頭から頂きました。

十一丁目茶屋
ケーブルカー高尾山駅から少し歩くと、「十一丁目茶屋」が見えてきます。
なんと、1899年創業の老舗だそうです。登山のたびに目にしていましたが、これほど長い歴史を持つお店だとは知りませんでした。

お店には下界を一望できるテラス席があり、絶景を眺めながらお蕎麦を楽しめるそうです。また、お土産屋さんも併設されており、いつも観光客でにぎわっている人気のお店です。
薬王院への入口「浄心門」
十一丁目茶屋から少し歩いて、たこ杉を過ぎたあたり、道の脇にはトトロ!
まぁ、何となく出てきそうな雰囲気ではありますが。

その先に薬王院の入口「浄心門」が現れます。
扁額には「霊氣満山」と書かれています。ここから先は聖域になります。

門をくぐると、両側に赤い灯篭が並ぶ美しい参道が続いています。
静かで厳かな雰囲気に包まれ、境内の空気がふっと変わるように感じます。

男坂・女坂
ほどなく分岐が現れます。
左が急な階段の「男坂」、右がなだらかな坂道の「女坂」と呼ばれています。
なぜか私たちはいつも何も言わず、迷わず吸い込まれるように「男坂」を進んでいます。
一度も「女坂」を上ったことはありません。
仏様のお導きでしょうか。たまには「女坂」を進ませて下さい。
妻に至っては分岐の存在にすら気付いていない様子…悩みが少ないようで何よりです。

ということで、今回も問答無用で「男坂」を進むことになりました。
結構急な階段なので、足元に気を付けて登って下さい。


108段。煩悩の数と一緒ですね。かなり足腰にきました。
階段を登り終えると、しばらくなだらかな坂道が続きます。

権現茶屋
男坂と女坂の合流地点に「権現茶屋」があります。
店頭には「ごまだんご」ののぼりがはためいて、坂を登り終えたところで、みなさん一服です。

先ほど天狗焼を食べたばかりですが、香ばしく焼かれたごまだんごは、やはり別腹です。
味は「みたらし」「金ごま醤油」「黒ごま醤油」「江戸甘味噌(くるみ入り)」の4種類があり、「ごま」が売りのお店らしく、どれも風味豊かでおいしそうでした。
私たちが選んだのは夏季限定「江戸甘味噌」!!
ほんのりとした甘味噌のまろやかな甘さで、一口かじるとモチっとした食感とともに、くるみの歯ごたえを感じます。一口噛むたびにくるみの香りが口の中に広がり甘味噌との調和が楽しめます。
天狗焼きを食べた後でもペロリです。

店内では「八王子ラーメン」なども提供されています。
高尾山の楽しみ方は登山だけじゃないんですね。ここまで登山、絶景、食べ歩きグルメと大満足です。
次回は東京屈指のパワースポット「髙尾山薬王院山門」からの報告です。お楽しみに。
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