【自然散策】桜の名所「国立大学通り・さくら通り」に行ってみた!2023

ふらっと自然散策

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

春といえば桜! 日本の伝統的な花見文化は、美しく咲き誇る桜の花によって彩られています。
春の訪れを告げるシーズン到来ですね。

ウォーキングを兼ねて『国立大学通り・さくら通り』の桜を見てきました。
近所に桜の名所があるのは贅沢な気分になります。

国立さくらの歴史

国立駅からまっすぐ南へと延びる『大学通り』と、東西に伸びる『さくら通り』の両側に桜が植樹されています。その数約340本!圧巻です!!

昭和8年、現明治天皇ご誕生の記念事業として桜並木の植樹が決定されました。国立町会により翌年から植樹が開始されていくことになります。

ソメイヨシノは病害虫に弱くの寿命は6、70年と言われているようですが、国立の多くの桜が80年以上の老木になるようです。

国立の素晴らしい桜並木を見続けたい、守っていきたいという人々の想いで、市民・行政によって自然環境に優しい方法で、保存・維持されて行っています。

国立さくら散歩

今年の国立大学通り・桜通りの開花は3/19。
今年の満開予想3/25ですが、天気予報では悪天候に重なりそうです。

桜は開花したものの、満開に咲き誇るこの期間、あいにくの雨予報が続いていますが小雨のぱらつく中、傘を手に大学通りまで足をはこびました。
晴れている日に見る桜だけが桜の魅力じゃないんです。曇天の桜もまた一興。

大学通り

「国立大学通り」と言えば、この歩道橋からの写真ですね。
曇天の中、雨に濡れてしっとりと咲く桜並木はいかがでしょうか。

晴天のほうが桜のピンクが映えて、豪勢に春色を表現しますが、曇天では空の色と同化して、落ち着きある雰囲気になります。

晴れた日に写真が取れたので更新しておきます。
歩道橋から撮れた今年の桜です。
写真で見ても綺麗ですが、実際の目で見たものはより壮大で、言葉では言い表せないほどの美しさがありました。

さくら通り

国立駅から大学通りをまっすぐ2kmほど歩くと、さくら通りと交差します。
さくら通りは東西に2kmほどある大通りになります。
こちらは少し道幅が狭い分、満開時には両側の桜に優しく包まれます。

谷保第三公園の桜です。
4/1、4/2にはこちらのグランドで「くにたちさくらフェスティバル」が開催されます。
何と今年で第46回になるそうです。結構な歴史
色々なイベントが催されるようです。
ゆっくりと桜を眺めての散歩がてら、足を運んでみてはいかがでしょうか。

別日ですが、少し晴れ間がのぞいた時に撮影したものです。
市役所の隣の谷保第四公園の桜です。

矢川団地付近の桜です。長い桜並木の西端です。
大学通りとは違った桜の楽しみ方があります。

番外編

駅南口広場

国立駅南口広場です。
桜の木の下にベンチが設置されています。
「動かせる緑陰ベンチ」ということで可搬式になっているようです。

令和7年までの三年間、樹種を入れ替えながら運用していくようです。

最近は駅周辺の再開発の話しもあって、南口西側に木造4階建ての商業施設が建設されるようです。
1年後、2024年春完成予定ということです。楽しみですね。

ソメイヨシノだけじゃない!

一橋大学正門前に悠然とたたずむ「しだれ桜」。
存在感あります。ソメイヨシノよりも1週間ほど早く花を付けます。

こちらも一橋大学付近にある「オオシマザクラ
花は少し大きめ。葉と一緒に咲きます。

鑑賞用としての美しさはもちろん、塩漬けにした葉は桜餅にも使われます。
また、オオシマザクラはソメイヨシノをはじめ、多くの園芸品種を生み出した原種でもあります。

ライトアップ情報

3/24~4/9まで『くにたち桜ライトアップ2023』も開催されます。
期間中毎日18:00~21:00までです。

桜の魅力が、また別のかたちで美しく表現されます。お見逃しなく。

さくら

今回小雨の中傘をさしながら散歩をしました。
スニーカーを履いていってしまい、家に帰ったときには靴はびしょびしょ、靴下まで濡れてしまっていました。
綺麗な桜を眺めていると、そのときだけは足元の不快感がどこかに飛んで行ってしまうような不思議な感覚に陥りました。桜を愛でる効果って計り知れないですね。

桜の時期になるといつも思うことがあります。
子供の頃に見る桜は、横目に通り過ぎていく景色の一部としてしか見ていませんでした。

歳を重ねた今眺める桜には、色々な思いを重ねことが多くなったように思います。
季節の移ろいを感じるのはもちろん、清々しくも晴れやかな気持ちになったり、活力を与えてくれたりする。
そして花の散っていく姿を見て儚さを感じたりもします。

歳をとったなぁと思いながらも、桜を楽しむ習慣のある国に生まれた幸せを感じます。
皆さんも桜に何かしらの思い入れがありませんか。
桜の見える場所に足を運んで、この時期にしか味わえない感覚を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

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