御宿場印めぐり旅!③「新宿追分」「都庁展望台」

歩き旅スピンオフ

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

内藤新宿エリア界隈散策の続きです。
今回は四ツ谷エリアから新宿駅エリアに歩を進めます。

新宿の変遷と魅力を探求します。
歴史ある神社仏閣や史跡などに訪れて、新宿の多様な一面を発見してみてはいかがでしょうか。

甲州街道における江戸への出入り口「四谷大木戸碑」

新宿駅方面に向かって進んでいる途中、「四谷四丁目交差点」で通りかかった「四谷大木戸碑」です。
前回の歩き旅で通過した新宿区立四谷区民センターの脇にあった「四谷大木戸跡碑」との違いが分かりませんが、この辺りに、江戸に出入りする通行人などを取り締まるための重要な関所があったことには変わりはなさそうです。

内藤新宿解説300年記念碑(新宿御苑 旧大木戸門衛所)

そのまま新宿駅方面に進んで「新宿御苑 旧大木戸門衛所」に向かう途中の草むらに「内藤新宿解説300年記念碑」があります。
現在の新宿の原点は300年前に出来上がったのです。

以下の内容が刻まれています。
四ツ谷の墓所で訪れた、高松喜六の名前があります。

ブーちゃん
ブーちゃん

内藤新宿解説300年記念碑

元禄11年(1698年)6月、浅草阿部川町の名主・高松喜兵衛(後の喜六)らの願いで、ここから新宿三丁目交差点付近までの約1kmに、新たな宿場として「内藤新宿」が開設されたんだブ。

この宿場は、享保3年(1718年)に一旦廃止され、54年後に再興されて以降、甲州・青梅両街道が交差する交通の要衝として、また文化と娯楽の町として繁栄をつづけ、 平成10年(1998年)、開設300年を迎えたんだブ。

新都心・新宿の出発点となった内藤新宿の歴史と先人の歩みを記念し、ここに記念碑を建立したんだブ。

内藤家の菩提寺「太宗寺」

旧甲州街道に戻り、新宿駅方面に向かう途中にある「太宗寺」です。

ブーちゃん
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太宗寺

慶長元年(1596年)に開創された草庵「太宗庵」が前身とされているブ。
内藤家の五代目当主・正勝がに没し、太宗寺に葬られたことを契機に、内藤家の菩提寺となったブ。その他境内には江戸六地蔵のひとつである『銅造地蔵菩薩坐像』(都指定有形文化財)等貴重な文化財も多数見学で切るブ。内藤家の菩提寺としてだけでなく、江戸時代の寺院建築の様子をよく伝える貴重な寺院なんだブ。

江戸六地蔵 東京都文化財

太宗寺の江戸六地蔵は、三番目として建立されました。像高は六地蔵の中では一番小ぶりということ。他の地蔵も見てみたくなります。

内藤正勝の墓 新宿区史跡

甲州街道の宿場町としての新宿を開発した内藤正勝のお墓です。

不動堂

堂内には「三日月不動像(新宿区文化財)」と「新宿山の手七福神 布袋尊像」が祀られています。

閻魔堂 新宿区文化財

江戸三閻魔の一つ。

稲荷社・地蔵堂

地蔵堂には「塩かけ地蔵尊」が鎮座しています。遠目では白い塊が何かわかりませんでした。
塩だるまだったんですね。

新宿駅から徒歩圏内です。一本隣りに人々でごった返す通りがあるとは思えないほどの静けさでした。
心が休まります。

新宿追分

「追分」は街道の分岐点にみられる地名です。
ここ「新宿追分」は、甲州街道と青梅街道の分岐点であり、現在の新宿3丁目交差点がその跡地になります。
歩き旅では「新宿御苑 旧大木戸門衛所」方向に誘い込まれてしまい甲州街道ルートを間違ってしまったために、通過することのなかった追分交差点です。やっと巡り合えました。

新宿ど真ん中といったところでしょうか。新宿のシンボルでもある伊勢丹 新宿店に守られるように追分の案内がありました。

写真では人影ありませんが、雑踏の中この写真を撮影するのは一苦労でした。
この碑に関心を寄せるのは一部の人たちだけなのかもしれませんね。

いつか青梅街道も歩いてみたいです。

天龍寺 時の鐘

ビル伝いに歩いていると突然現れる「天龍寺」です。
ここには国重要美術品となっている江戸三名鐘の一つ「「時の鐘」があります。

ブーちゃん
ブーちゃん

天龍寺 時の鐘

天龍寺の「時の鐘」は、江戸時代の内藤新宿に時刻を知らせるために使われた鐘で、江戸三名鐘の一つとされているんだブ。この鐘は三代目で、多摩郡谷保村の関孫兵衛の鋳造なんだブ。
鐘楼自体の高さは4メートルで、均整の取れた美しい鐘楼となんだブ。
内藤新宿で夜通し遊興する人々を追い出す合図として使われていて「追い出しの鐘」として知られていたんだブ。江戸時代の時の鐘の中では、天龍寺の鐘だけが府外にあったため、武士が登城する際に時間がかかることから、他の鐘よりも30分早く時刻を告げたとも言われているんだブ。

何とこの鐘は「谷保」で出会った「関家かなどこ」で作られたものなんですね。
離れたところに以外な繋がりがあるものです。

旧青梅街道案内板

旧青梅街道の案内支柱がJR新宿駅北側にありました。
旧青梅街道は、先ほど通ってきた甲州街道ととの分岐点である「新宿追分」から始まり、青梅を経由して山梨県甲府市の甲州街道の酒折追分まで続いています。

案内支柱の先にある線路をくぐるトンネルの壁には、青梅街道の各宿場を紹介する絵が描かれています。
行きたいところ、やりたいこと増えていきますね。

東京都庁展望室

東京都庁展望室」は、一般に無料で公開されている、東京都庁舎45階と46階にある展望台です。

展望室からは、東京都内の美しいパノラマビューを楽しむことができます。天候が良い日には、東京タワーや東京湾、富士山を望むこともできます。

また、展望室にはカフェや売店もあり、軽食や記念品の購入も可能です。
ピアノ演奏なども行われていました。

外国人観光客にも人気のスポットです。
東京を一望できる素晴らしい眺望です。東京の都市の広がりや美しい景色を眺めながら、特別な時間を過ごすことができます。
高所が苦手な私は遠くの景色を見渡すことしかできませんでしたが…

300年前には想像もしなかったであろう新宿の景色です。

これからは歴史的な建造物や伝統芸能、文化的な遺産を大切にしながら、新しいテクノロジーや文化、アイデアを受け入れ、持続可能な都市としての発展を目指すことが求められます。

私たちがこの街の景色をどのように守り、変えていくべきなのか考えていく必要がありますね。

歩き旅グルメ「新宿中村屋 オリーブハウス ダイニング」

晩御飯は新宿高島屋タイムズスクウェア 13Fにある「新宿中村屋 オリーブハウス ダイニング」で頂きました。
少し軽食を摂ろうと、しばらくうろうろしていましたが、どこのお店も1時間待ち等の行列。
それならば早めに晩御飯を食べてしまおうということになりました。

新宿中村屋 オリーブハウス ダイニング

カレーが目にとまり入店。
注文したのは中村屋本店の看板メニュー「インドカリー」です。
骨付きチキンと大ぶりのじゃがいもが入っています。
口に入れた瞬間に広がるスパイスの香りと調和の取れたカレールーに感動します。
スパイスが効いていてとても美味しいです。辛さも程よく、骨付きチキンは柔らかくて食べやすいです。また、薬味はおかわりできるので、自分好みにアレンジできるのが嬉しいポイントです。

テラス席もあるので、風を感じながら食事を楽しむのもまた一興かと思います。
ぜひ、この特別なカレーを味わってみてください。

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