御宿場印めぐり旅!②「須賀神社」「於岩稲荷」「お墓参り」

歩き旅スピンオフ

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

今回は四谷界隈でも、甲州街道より南側のエリアを中心にした散策記録です。

四谷地域は、昔から坂が多い地域として知られています。坂に沿って住宅地が広がり、多くの寺院や神社も建ち並んでいます。
長い歴史と文化に支えられた町でありながら、近代的な姿と緑豊かな空間を併せ持つ特徴もあります。

四谷の坂道を踏みしめ、その魅力あふれる街を堪能してみてはいかがでしょうか。

鎮守須賀神社

アニメ映画「君の名は。」にも登場した「須賀神社」です。

須賀神社は、人気作『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』の作者も、映画やアニメのヒット祈願で訪れているようです。開運や商売繁盛を願う人々にとっても重要な場所となっています。

ブーちゃん
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須賀神社

かつて稲荷神社として知られていたブ。日本橋伝馬町の守護神である須佐之男命を四ツ谷に合祀することとなり、現在の形になったブ。明治元年になると、「四谷天王社」から「須賀神社」という名前に変わったブ。

合殿として大鳥神社があり、日本武尊が祀られているブ。毎年11月の酉の日には酉の市が開催され、開運や商売繁盛を願う人々で賑わうブ。

須賀神社には「三十六歌仙絵」という貴重な社宝もあります。この絵は戦災を逃れて須賀神社に残されたもので、その歴史的価値が高く評価されています。

ブーちゃん
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三十六歌仙絵

平安時代中期の公卿・藤原公任が選んだ三十六歌仙には、万葉歌人から柿本人麿・山部赤人・大伴家持の3人や、古今和歌集や後撰和歌集の時代の歌人から紀貫之・在原業平・小野小町などの33人が含まれているブ。須賀神社では、この三十六歌仙を一人ずつの絵に描いた作品を掲げているブ。絹地に彩色された絵は額装され、拝殿内に展示されているブ。この絵は天保7年(1836年)に完成・奉納され、当時評判の高かった四谷大番町の画家大岡雲峰と公卿千種有功が絵と書を担当したブ。
須賀神社の三十六歌仙絵は、四谷地域で重要な信仰を集めた文化財の一部として位置づけられているブ。

於岩稲荷陽運寺

落ち着いたお洒落な雰囲気を漂わせる「陽運寺」にいきました。
本堂にはお岩さんの木像が安置されています。

お岩さんは四谷怪談で有名なキャラクターですが、実際には彼女自身は良妻賢母であったことから、悪い運命を断ち切り、良い縁を引き寄せると言われるようになりました。

陽運寺」では、お参りすると恨みを晴らし、縁を切ることができると言われています。

於岩稲荷田宮神社

陽運寺に向かい合って並んでる「於岩稲荷田宮神社」。こちらにも「お岩さん」と書かれた支柱が。
陽運寺もお岩さんを祀っていましたね。初めて訪れた我々は困惑です。

元々この地が田宮家の旧宅跡であり、こちらの田宮神社の方が本家のようですね。
歌舞伎関係者の方々は四谷怪談の上演前にはこちらにお参りされるそうです。

高松喜六の墓(愛染院)

お墓参りをしたかったのが、内藤新宿の生みの親「「高松喜六のお墓」です。「内藤新宿」を江戸城と甲州街道を結ぶ宿場町として開設した人物です。
江戸時代の交通・経済の発展に大きな役割を果たしました。
この人がいなければ、今の新宿も無かったのでしょう。

初めの宿場が高井戸であった甲州街道において、内藤新宿が追加されることで旅人の利便性が向上したたようです。
内藤新宿はその名の通り「新しい宿場」として位置づけられ「新宿」という名前が付けられました。

二代目服部半蔵の墓(西念寺)

服部半蔵」といえば、「忍者ハットリくん」を思い浮かべます。

初代「服部半蔵」は忍者だったようですが、世間でよく知られる二代目の「服部半蔵」は、徳川家康に仕え、伊賀同心の指揮権を預けられる武将でもありました。

「鬼の半蔵」との異名を持つ、槍の名手だったようです。
西念寺本堂には、徳川家康より拝領したと伝えられる槍が保存されています。

四谷に多い「坂」と「寺」

四谷界隈は「坂」と「お寺」が非常に多かったです。

この辺の地形はすり鉢状になっているようで、お寺の名前の付く坂が多くあります。足腰鍛えられそうですね。
道が狭い箇所もあるのですが、住宅も多くので以外と車が多く通ります。通行には十分注意して下さい。

お寺もかなりの数がありました。
江戸の大火の際に、まとめて移転してきた歴史があるようです。お寺の隣にまたお寺という感触でした。

お寺が多いこともあり、歴史上の有名人のお墓も数多くありました。
とても一日で回り切れるような数ではありませんが、丁寧に案内板を用意してくれているところが多いので散策してみてはいかがでしょうか。

内藤新宿スピンオフまだまだ続きます。
次回は、新宿駅周辺エリアを紹介していきたいと思います。

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