御宿場印めぐり旅!①「新宿歴史資料館」「江戸城外堀史跡」「策の池」

歩き旅スピンオフ

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

甲州街道の歩き旅では、少し速足で通りすぎてしまった内藤新宿です。

新宿は、東京都心の中でも特に活気に満ちた地域であり、近代的な高層ビルや繁華街の賑わいが広がっています。
今回は、新宿の喧騒に紛れがちな内藤新宿の歴史にスポットを当て、史跡や社寺仏閣、資料館、文化的なスポットを巡り、その歴史を触れてみました。
多くのビルや雑踏に紛れ、近代化の息づくこの地域にも脈々と受け継がれる歴史は残されていました。

江戸城外堀史跡展示広場

電車を降りたのは「四ツ谷駅」です。
改札を抜けた隣のスペースには、早速「江戸城外堀史跡展広場」があります。

現在、外堀の一部は埋め立てられて住宅地や道路になっていますが、四谷駅付近では一部が残されており、この江戸城外堀史跡広場として整備されています。
この広場では、外堀の歴史や構造についての情報が掲示されたパネルが設置されています。

外堀は、江戸城を囲むために築かれた堀です。全長は約10km、幅は約20mでした。外堀は城を守る要素としての役割だけでなく、城下町の景観や都市計画の一部としても重要な役割を果たしていました。

外堀に関する展示や解説が行われており、訪れる人々に江戸時代の歴史と文化を伝える役割を果たしているんですね。
遊歩道を通じて、自然と歴史を感じながら散策することもできます。
江戸時代にはこのような景観になっていることを予想すらできなかったでしょうね。

都内最古の陸橋と言われる「四谷見附橋」です。
JR中央線上に架かります。現在の橋は1991年に架け替えられた2代目になります。
まだ架け替えて30年余りですが、貫禄を感じます。

新宿歴史博物館

次に向かったのは四ツ谷駅より西、徒歩約10分のところにある「新宿歴史博物館」です。

ブーちゃん
ブーちゃん

新宿歴史博物館

新宿区における歴史や文化に関する資料を収集・保管し、後世に継承するための郷土博物館だブ。この博物館では、常設展示室や企画展示室を通じて、新宿の移り変わりや特色ある文化を紹介しているブ。

常設展示室では、古代から近現代までの新宿の歴史を資料や模型などを用いて紹介しているブ。新宿の発展や変遷を通じて、この地域の歴史的な重要性を学習することができるブ。

企画展示室では、新宿区の歴史や文化をテーマとした特別展や所蔵資料展を開催しているブ。新宿歴史博物館には、新宿区の歴史や文化についての資料が多数展示されているブよ。

入口手前から展示品が迎えてくれます。
四谷見附橋 高欄」です。欄干の一部です。
先ほど通ってきた四ツ谷駅前にあった旧橋です。架け替え前の橋は「八王子市南大沢 長池公園」に復元されているそうです。

入口を入るとパネルと新宿の模型の展示があります。

地下1回に降りると「常設展示室」があります。
「新宿の歴史と文化」が旧石器時代から現代にいたるまで、展示品・解説と共に並んでいます。

ここには江戸時代の内藤新宿の模型があります。多摩川上水周辺の地形を120分の1縮尺で復元しています。人、動物、建物全てにおいてディテールまで作りこまれています。魅せられてしまいます。
現在の地形、道筋と比べてみると面影が残っている箇所が多々あり、見ているだけでも面白いです。

「大地に刻まれた歴史」「中世の新宿」「江戸のくらしと新宿」「近代文学にみる新宿」「昭和初期の新宿」「戦中から戦後、平成 新宿のうつりかわり」と6つのゾーンに分けられて、それぞれの時代の新宿の特徴を資料と共に解説しています。各所に分かり易い解説シートも準備されています。

「企画展示室」で開催されていた展示も一通り見学して、帰りにミュージアムショップでポストカードを購入しました。※撮影禁止です。

巨大都市新宿の成り立ちを分かり易く学べる博物館でした。
誰もが知っている新宿。一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。

実は常設展示を見終わったところで、突然妻が「お腹が空いて倒れそう」と言い出したので、一時離脱しています。この施設はチケットの半券を見せれば、再び入場ができます。一旦食事を挟んで再入場しました。

食事については記事の最後に…

基本情報

開館時間

9:30~17:30(入館は17:00まで)

休館日

第2・4月曜日(祝日の場合は翌日)
但し、燻蒸作業日(12月)と年末年始(12/29~1/3)は休館いたします。

入館料

常設展示 一般300円、小・中学生100円 団体20名以上の場合は一般150円、小・中学生50円

策の池 (津之守弁財天)

新宿歴史博物館より更に西に向かって5分ほど歩いたところに「策の池」があります。

古くから池のほとりにあった弁天祠は昭和31年に崇敬者によって現在地に遷座再建され、「津之守弁財天」として町民の守り神とされ、お祭りが行われています。

ブーちゃん
ブーちゃん

策の池

徳川家康がタカ狩りの際に、近くにあった井戸の水で策(さく)を洗ったんだブ。それがきっかけで、「策の井戸」と呼ばれるようになったブ。その井戸から流れ出た澄んだ水が、高さ4メートルにもなる滝を作って、「策の池」とも呼ばれていたブ。滝の水は本当にキレイで、歴史って面白いブね!

甲州街道への通り道にあった「荒木公園」の案内です。
運も開けそうな英語表記ですね。

内藤新宿スピンオフまだまだ続きます。
次回は、甲州街道より南側のエリアを中心に紹介していきたいと思います。

歩き旅グルメ

昼食で頂いた「塩つけ麺 灯花」の紹介です。

塩つけ麺 灯花

途中空腹でヘロヘロになりながら辿り着いた「塩つけ麺 灯花」。迷うことなく入店。

カウンターには食べ方が詳しく書かれており、初めての方にも分かりやすいです。太めのストレート麺で、上には海苔がのっています。ツルッとした食感で食べやすいです。
つけ汁は透明で、塩味が少し強めですが、出汁の香りがあり独自の味わいです。
具材は、チャーシュー2枚、メンマと青ネギが添えられていました。柚子胡椒が添えられ、爽やかなアクセントを加えています。
スープ割も頂きました。久しぶりに食べたつけ麺。おいしかったです。
味わいや食材の組み合わせが特徴であり、つけ麺愛好家にはぜひおすすめしたい一品です。

しかし妻よ、もう少し空腹我慢できんのかなぁ…

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