御宿場印めぐり旅!「深大寺」

歩き旅スピンオフ

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

前回、甲州街道御宿場印めぐりで訪れた「調布」ですが、御宿場印を販売所が休日だったため購入できず、この度改めて再々訪問しました。

今回は調布のもう一つの見どころでもある「深大寺」に足を運んできました。

深大寺

深大寺へのアクセス

御朱印を手に入れて一安心。その後深大寺散策に向かうことにしました。

ブーちゃん
ブーちゃん

深大寺

深大寺の歴史はめちゃくちゃ古いんだブ。いっぱいの宝物や歴史的な建物があってすごいブ。

寺はなんと733年に、満功上人っていう人が開山したんだブ。この寺には、深大寺白鳳仏って言われる銅像の釈迦如来倚像があって、それが国宝に指定されているんだブ。他にもたくさんの貴重な仏像や宝物が寺に保管されているんだブ。

調布駅より徒歩で約30分のところに「深大寺」があります。

夏場気温が高い日で、熱中症リスク回避のため、今回はバスを利用して向かうことにしました。
調布駅からバスで約15分「神代小学校前」で下車します。
東参道付近のバス停になります。

後で観光案内所で手に入れた「深大寺散策マップ」を先に載せておきます。
①から順に進むと、深大寺の見どころを効率的に巡回できるようです。

東参道入口

バスを降りて南に向かって歩くとすぐに「東参道」の標柱があります。
石垣のある通りからすでに風格を漂わせています。

不動の滝

参道を少し下った先に不動の滝があります。
東京都の「名湧水57選」に選ばれています。

山門へと向かう東参道

不動の滝から少し進むと、深大寺山門へと向かう、綺麗に整えられた石畳の参道が延びています。

途中、右手には自然に囲まれた落ち着いた雰囲気のある蕎麦屋「雀のお宿」があります。
後ほど、昼食を頂くことになります。
店内の雰囲気や、食事の内容について別途報告します。

深大寺山門前

休憩処やお土産処を過ぎると山門前に出ます。
深大寺の中で最も古く、歴史のある建物の一つです。

山門前からみた中央の参道です。
食事処やお土産屋さんが建ち並び、いつも参拝客で賑わっている参道です。

ちなみに西側の参道はちょうどロケをやっていた様子で通りが塞がれていました。
何の撮影だかわかりませんでしたが、さすが「映画の街調布」ですね。

鬼太郎茶屋

中央参道の入口まで行ってみました。
人が大勢集まる「鬼太郎茶屋」がありました。木造で雰囲気があります。

店内には、鬼太郎グッズが綺麗に陳列されています。ここでしか手に入らない限定品もあるようです。
店の奥にはカフェスペースがあり、鬼太郎にちなんだオリジナルメニューを楽しむことができます。

ゲゲゲの鬼太郎、水木しげるさんのファンにはたまらないですね。

鬼太郎茶屋を一通り満喫して山門に向かおうとしたところで、「ゴーン、ゴーン」と鐘の音が響き渡ります。お寺ならではですね。

境内

再び山門です。「浮岳山」の山号額を掲げています。朱に塗られた柱と茅葺き屋根は格式の高さを感じさせてくれます。

本堂

門をくぐると正面に本堂、手間に常香炉があります。
本堂は立派な唐破風です。旧本堂は茅葺だったそうです。

鐘楼 手水舎

山門をくぐった右手には先ほど時間を知らせてくれた鐘楼があります。
毎日11時30分と17時を知らせてくれるそうです。

こちらは山門をくぐった左手奥にあります。
少し変わったデザインですね。井戸風です。
お清めはもちろんですが、暑い日だったので冷たくて気持ちが良かったです。

元三大師堂

手水舎の左手奥にある石段を登ると「元三大師堂」があります。
元三大師を祀るお堂です。元三大師は比叡山の高僧で、比叡山の復興等の功績より「比叡山中興の祖」と崇められています。また、霊力により数々の奇跡を起こしたことで知られ多くの振興を集めていたようです。
そしてなんと、我が国のおみくじの創始者が元三大師ということ。

深大寺のおみくじは「凶」が多いというのは本当のようで、古来のままだからだそうです。
『「凶」は「吉」に好転する力を秘めている』
案内板にも記載がありました!なんでもプラスに変える努力は惜しまないようにしようと思います!!

右から二つ目の石像が、御朱印にも描かれている「角大師」です。怖可愛い。

石像近くから見下ろす池は透明度が高くて澄んでいますね。
ここは国分寺崖線にあたるので、湧水にでできた池なのだと思います。

本堂からつながる渡り廊下も雰囲気がありますね。

開山堂

元三大師堂の裏山にある堂宇です。薬師如来、脇侍に弥勒菩薩、十一面観世音菩薩を安置、開基満功上人、天台宗第一祖惠亮和尚の尊像を奉安しているそうですが、私が訪問したときには、擁壁工事の為 開山堂への参拝ができませんでした。残念。

延命観音

開山堂に続く石段は登ることができたので、北門から外に出ると、植物公園の入口に出ます。
植物園散策はまた別の機会にしたいと思います。

「深大寺動物霊園」に沿った道を下ります。写真右手が「深大寺動物霊園」、左手が「深大寺」です。
石垣と緑に包まれて自然を感じます。

深大寺動物霊園沿いに道を進むと、石垣をくりぬいて造られた「延命観音像」を納める祠があります。
秋田県の象潟港の工事の際に海底の大石から出てきたという、慈覚大師自刻の延命観音像が祀られています。

深沙堂

そのまま外周を進んで行くと「深沙大王堂」が現れます。

お堂に安置されているのは、深大寺の秘仏「深沙大王像」。
旧堂は元三大師堂並みの大きさがあったようですが、明治元年(1868)の神仏分離令によって取り壊され、昭和43年に現在の深沙堂として再建されたとうです。

そば守観音

深沙堂から深大寺通に出て、バス停方面に向かう途中に忽然と姿を現すのが「そば守観音」。

そばで有名な深大寺ならではの観音様で、日本に1体のみなのだそうです。
もともとは山門を入った左手に鎮座されていたようです。
毎年晩秋に「深大寺そば祭り」が開催され、打ち立てのそばを「そば守観音」に献上するそうです。

深大寺参拝に来たら、やっぱりそばを頂くしかないですね。

観音を通り過ぎると、鬼太郎茶屋のある中央の参道に繋がります。
参道手前には「観光案内所」。その前には「つつじが丘駅」「調布駅」行きのバス停があります。

帰りはここからバスで調布駅まで戻りました。

番外編:神代植物公園 水生植物園

深大寺散策前に立ち寄った「神代植物公園 水生植物園」です。
植物園の他、敷地内にある「深大寺城跡」についても興味があったので出向いてみました。

深大寺の北側の敷地とは区画が分かれていて、こちらの水生植物園は入場無料です。
季節の花の少ない時期で、気温も高かったこともあり、私たち以外には誰もいませんでした。

桟橋が架かっていて、緑の中をゆっくり散歩できる工夫がされていました。
この時期、青空が広がり、緑が生い茂りって、景色としてはとても綺麗だと思いましたが、やはりちょっと暑すぎました。

散策途中で断念。時期を見直してまた来たいと思います。

歩き旅グルメ「雀のお宿 深大寺そば」

深大寺といえば深大寺そばですね。
深大寺周辺には20店程のお蕎麦屋さんがあります。お店ごとにこだわりが様々なようです。
その中で今回昼食を頂いたのは「雀のお宿」です。

深大寺 雀のお宿 

参道の通りがかりに、隠れ家のような佇まいに惹かれました。
ここでは、食後に心地よく楽しめる本格的なコーヒーや甘味のメニューも豊富に揃っており、ゆっくりと休憩もできます。

そばだけでなく、おつゆやお水にもこだわり、純粋なそばの味わいを楽しむことができます。

食券を購入した後に、席に案内されます。
私たちが注文したのは、「ごまだれそば」と「冷やしたぬき」です。

そばはつるつるとした食感が特徴で、喉越しも非常に良いです。
「ごまだれそば」はごまだれの甘みとコクがあり、そばの食感とつゆの風味が絶妙に絡み合って美味しかったようです。(妻)

そして、夏にぴったりの涼やかな「冷やしたぬきそば」。
揚げ玉の下にはたっぷりの大根おろしが乗っていました。サクサクとした食感の揚げ玉と、大根おろしを絡めると、ふんわりと爽やかな風味が感じられます。
三つ葉も爽やかな香りと色どりを加えてくれます。
夏の暑さを忘れて、あっという間に頂いてしまいました。おいしかったです。

御宿場印「布田五宿」を手に入れた!

今回の目的である「布田五宿」の御宿場印を頂きに「調布市文化会館たづくりF11観光協会」に伺いました。

今回は平日の営業時間内に伺ったので、当たり前ですがちゃんとやってました(笑)
前回のおさらいになりますが、「布田五宿」の御宿場印を頂くには下記の場所、日時にお伺い下さい。

場所  :調布市文化会館たづくり11階 観光協会
営業時間:9時~16時
休業日 :土日祝日・毎月第4月曜とその翌日(変則あり)・年末年始

手に入れた「布田五宿」の御宿場印はこちら!
なぜ花火なんでしょうかね。江戸からやっているとか歴史のある花火…なんでしょうかね。

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