【自然散策】国分寺「史跡指定100周年」14.46km

ふらっと自然散策

こんにちは。ぶ~ちゃんです。

近年、ファミリー層に人気のエリアでもあります「国分寺市」に訪れてみました。

国分寺市は東京都の中央に位置し、新宿から特別快速で約20分と首都近郊にありながら、歴史や豊かな自然が息づいている街です。特に、史跡武蔵国分寺跡が有名で、市の発展に大きく寄与しています。
「東京の重心」とも呼ばれ、JR中央線・武蔵野線、西武国分寺線・多摩湖線が交差する交通の要衝となっており、住宅都市としての機能と文化都市としての魅力を兼ね備える、歴史と文化のまちです。

そんな国分寺の魅力を味わえる散策となりました。

自然と歴史が息づく街「国分寺」

国分寺市は、東京都のほぼ中央に位置しています。
中央線は特別快速の停車駅にもなっていて、都心へのアクセスは良好です。
駅には大型商業施設が直結しており、多くの飲食店が立ち並ぶ利便性が高い地域だと思います。

駅から少し離れれば、住宅街が広がり都心部のような喧騒もありません。公園も多いため、ファミリー層に人気のエリアになっているようです。

便利で快適な街へ生まれ変わった「国分寺駅北口」

国分寺駅北口側です。駅前には数年前に建てられたツインのマンションそびえ立ちます。
駅周辺の商業施設として国分寺駅北口には「ミーツ国分寺」、南口には「セレオ国分寺」「国分寺マルイ」などの施設が建ち並んでいます。
「国分寺駅北口交通広場」が整備されて便利で快適な街へ進化を遂げていっているようです。

芋けんぴとおにぎりのお店「加藤けんぴ店」※​2023年5月14日閉店

国分寺駅から南に進みます。

以前テレビで紹介されていた「加藤けんぴ店」。たまたま近くを通りかかったので立ち寄ってみました。お店の外観です。趣きがありますね。

店内では、芋けんぴ、おにぎりはもちろん、おはぎ、おこわ、お茶等の販売。
素材にこだわり、丁寧に作られた食べ物が並んでいました。
さっき昼食を食べたばかりですが食欲をそそられます。

おにぎり、おこわをぐっと我慢して購入したのは、ベーシックなみたらしの芋けんぴです。

芋の風味が際立つ、砂糖醤油の甘さが控えめな一品でした。食べ応えもありおいしかったですよ。

緑と歴史が調和する武蔵国分寺公園

史跡武蔵国分寺跡に向かう途中にあった「武蔵国分寺公園」です。
円形広場が特徴の都立公園です。綺麗な梅が咲いていました。

史跡武蔵国分寺跡

加藤けんぴ店を後にして、向かったのは「武蔵国分寺跡」。
今年度は国の史跡指定を受けてちょうど100年目になるようです。

歴史は古く、奈良時代に聖武天皇によって建てられた「国分寺」の一つです。
ウォーキングの一部として何気なく立ち寄ってしまいましたが、歴史的にかなり価値のある史跡だったようです。

国分寺断崖線 & 真姿の池 & 真姿弁財

お鷹の道」を北側から下って行きます。
この辺りは「国分寺崖線」の一部で坂が多くなっています。

ブーちゃん
ブーちゃん

国分寺崖線
立川市砂川九番から大田区田園調布付近まで続く、全長約30kmの河岸段丘なんだブ。
狭山丘陵から国分寺市、小金井市、三鷹市を経て世田谷区二子玉川に至るんだよ。高低差は10〜20mの、すごい崖が連なってるんだブ!

この国分寺崖線、古代の多摩川が武蔵野台地をガリガリ削り取ってできた段丘で、なんと10万年以上もの歳月をかけてできたんだブ。これが「はけ」って呼ばれている国分寺崖線ブ!

階段を下ると「全国名水百選指定地」なる案内板が。
下には綺麗な小川が流れています。
崖線や丘陵には自然に水が湧き出している「湧水」が流れ出ることが多いようです。

特にのあたりは「お鷹の道・真姿の池湧水群」と呼ばれ、水量が豊な場所になっているようです。
真姿の池」と「真姿弁財」天です。

透き通っています。このせせらぎは癒されますね。

お鷹の道

ここから「お鷹の道」に入ります。
湧水で作られる清流沿いの遊歩道です。
江戸時代、徳川家の御鷹場となっていたことからこの名が付いています。

徳川家康が鷹狩りの際に乗馬用の策を洗った池が新宿にあります。↓

綺麗に整えられて、自然にも囲まれて気持ちが良いです。
左側に流れる小川では、夏にホタルの姿が見えることもあるようです。

おたカフェ

お鷹の道沿いを西に進んで行くと、「おたカフェ」が現れます。
我々が立ち寄ったときには、改装工事中ということでお休みでした。

国分寺の野菜、果物を使った料理が楽しめるようです。
自然に囲まれながらほっと一息できる場所ですね。

武蔵国分寺跡資料館 お鷹の道湧水園

カフェの目の前には「武蔵国分寺跡資料館 おたかの道湧水園」がありました。
史跡武蔵国分寺跡の出土品の展示や、発掘調査の成果、市内の文化財、史跡武蔵国分寺跡の整備事業などを紹介している施設です。

足元に見つけました!!史跡指定100周年マンホール!

そのまま小径を進みます。風情を感じます。歩いていて気持ちが良いです。

万葉植物園

塀の先にはあったのは「万葉植物園」

武蔵国分寺境内の中にあります。
案内板にも書いてありますが、万葉集に詠まれている植物が約160種、その他の植物も多く植えられている、広い植物園です。

冬なので色どりのある花はあまり無かったですが、梅の花が咲き始めて春の訪れを感じました。

国分寺楼門

万葉植物園の前に構えているのは、市重要有形文化財に指定されている江戸時代の建築様式を象徴した「国分寺楼門」です。風格があります。

武蔵国分寺跡

楼門から南へ進むと国史跡指定100周年の看板がありました。
この辺りが武蔵国分寺跡になります。

講堂

講堂は経典の講義などが行われる建物があった場所です。
礎石が残されています。

金堂

金堂は本尊仏を安置する建物があった場所です。国分寺の金堂は、他国分寺中でも最大級のものだそうです。

街の皆さんの憩いの公園にもなっているようです。

国分寺散策まとめ

国分寺市には、駅前には商業施設が建ち並び、少し離れれば自然豊かな環境が広がっていました。

そして武蔵国分寺はかなりの広さです。
規模の大きさからも歴史的な価値の高さを感じます。
歴史の面影を感じながら散策するのも楽しそうです。

自然や歴史、駅の周りは再開発が進むなど、様々な魅力を持つ素敵な街でした。
ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

今日のウォーキング

歩数:20,326歩

距離:14.46km

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