こんにちは。ぶ~ちゃんです。
1日目の3回目です。
前田土佐守家資料館を後にした後、次に訪れるのは金沢の「美術館・博物館エリア」。
金沢は歴史やグルメだけでなく、伝統工芸やアートが豊かに息づいている街です。多様な魅力が詰まった金沢ならではの楽しみが待っているので、次のスポットでどんな発見があるのか楽しみですね。
金沢観光 1日目-3
次に向かったのは、「美術館・博物館エリア」です。
前田土佐守家資料館から香林坊の交差点を渡って東に向かいます。
金沢21世紀美術館
歩くこと約10分。「金沢21世紀美術館」が現れます。
金沢観光でも特に人気のスポットです。
2004年に開館し、建物は曲線を多用したユニークなデザインで、金沢城公園の緑の中に溶け込んでいます。
美術館には、国内外の現代美術作品が収蔵されており、常設展と企画展が開催されています。また、美術館にはカフェやショップも併設されており、ゆっくりと過ごすことができます。
金沢21世紀美術館は、現代美術に興味のある方には必見の美術館です。

ちょうど3年に一度の工芸の祭典「第5回金沢・世界工芸トリエンナーレ」が開催されていました。
入場無料だったので鑑賞することに。
伝統と新しい文化の融合というのか、バランスというのか、向き合い方というのか。
芸術って色々考えさせられますね。アートへの解釈、理解は人それぞれで自由で良いですよね。
美術館内は多くの人で賑わってました。
入館のシステムが良く理解できず、交流ゾーン(無料)のみの観覧でしたが、十分に楽しめました。


敷地の片隅には「松涛庵」と「山宇亭」という茶室が静かに佇んでいます。先ほどの洋風の美術館とは一転、ここは落ち着いた雰囲気で、静寂が広がっています。やはり、和庭園の美しさには心を引き寄せられますね。自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができ、心が穏やかになるひとときです。


やっはり金沢は「歴史とアートの街」です。上手く調和しています。
鈴木大拙館
21世紀美術館を堪能した後は、南に移動して「鈴木大拙館」です。

「鈴木大拙」が何をした人であるのか知らずに来てしまいました。
禅をはじめとする仏教、東洋・日本の文化や思想を海外に伝えた仏教哲学者ことで名のある方だったのですね。
日本の仏教学者です。禅宗の思想を西洋に紹介したことで知られています。
石川県金沢市で生まれ、早稲田大学、東京帝国大学で仏教学を学びました。その後、アメリカに渡り、禅宗の思想を西洋に紹介する活動を始めました。
著作は多くの人々に影響を与え、ノーベル文学賞の候補にもなったことがあります。代表的な著作には、「禅とは何か」、「日本的霊性」などがあります。
鈴木大拙は、禅宗の思想をわかりやすく伝えることに努めました。また、禅宗の思想は、現代社会にも通じるものがあると考えており、その普及に尽力しました。

大拙の考え方を伝えることを目的に開設されたこの施設は、来館者が自ら思索を深める場所として設計されています。館内のどこも静けさに包まれ、心を落ち着ける空間が広がっています。特に水鏡の庭では、紅葉が映し出す色と、静かな水面が作り出す神秘的な風景が心を引き寄せます。

妻も鈴木大拙ワールドにすっかりはまったようで、受付横のミュージアムショップで
wonderfulグッズを購入していました。観光地のミュージアムショップなのに、かなりお手頃な価格でしたよ。wonderful!

ホテルフォルツァ金沢
金沢を存分に楽しんだ後、「ホテルフォルツァ金沢」にチェックイン。朝に預けていた荷物を受け取り、部屋に入ると、広々とした空間と充実した設備に驚きました。非常に快適な宿で、快適に過ごせました。宿の詳細については、別の記事で紹介したいと思います。
部屋でお茶を飲みながら一息ついて、今日もらってきたパンフレットを眺めていると、「五彩提灯回遊路2022」のチラシが目に留まりました。金沢公園で提灯を持って散策するというイベントで、開催日を確認したところ、なんと「今日しかない!」ということに気づきました。
小雨がぱらつく中、開催時刻に合わせて再び出発です。

金沢城公園 五彩提灯回遊路
昼間に訪れた「尾山神社」へ再度足を運び、境内を抜けて鼠多門に向かいます。夜の神社はライトアップされ、昼間とはまた違った美しさが漂っていました。静けさの中に神聖な雰囲気が漂い、昼間の賑やかさとは異なる、幻想的な空間が広がっています。

雨に濡れた鼠多門へと足を進めました。ライトアップされている鼠多門は、しっとりとした雨の雰囲気と相まって、非常に美しく感じました。雨に濡れた門の姿が幻想的で、昼間とは違った魅力を感じさせてくれました。

雨で濡れないようにビニールがかかったLED提灯を受け取って、公園内をゆっくり散策していきます。
辿り着いた場所によって、提灯は色々な色に変化していきます。
ライトアップされた公園もとても綺麗でした。

五十間長屋も、加賀五彩で照らし出されて幻想的でした。時間と共に、さまざまな色に変化していきます。昼間の五十間長屋も見てみたいです。

金沢城ライトアップをじっくりと堪能。
提灯を返却して、石川門から退城します。

計画外のイベントでしたが、貴重な経験をさせてもらいました。
1年中色んなイベントをやっているようなので、金沢旅行を計画する際にはこういうイベントも見逃さないようにしておかないとですね。今回は本当に運が良かったです。
金沢駅
ホテルに戻るためにバスに乗車し、晩御飯の調達も兼ねて金沢駅港口で下車しました。
夜の駅ではライトアップされた鼓門も見ることができました。荘厳ですね。
伝統とアートが金沢には沢山溢れていました。


お腹も空いてきたので、金沢駅の駅ナカにある「あんと」に行ってみましたが、どのお店もお客さんでいっぱいでした。翌朝のバイキングでたっぷり食べたい気持ちもあり、今回はお寿司をテイクアウトしてホテルに戻ることに。
1日目の22時には就寝。充実した1日を終え、楽しくて長い1日でした。
2日目は「兼六園」と「茶屋街」を散策する予定です。次の冒険もお楽しみに!
今日のウォーキング
たくさん歩いたのでウォーキングの記録をしておきます。
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