こんにちは。ぶ~ちゃんです。
甲州街道御宿場印めぐりのための、府中に再訪問2回目です。
前回「国司館と家康御殿史跡広場」の他、「武蔵国府跡(国衙地区)」、「武蔵国府八幡宮」に立ち寄ってきました。そして、前回通り過ぎてしまった「大國魂神社 ご神木」に参拝もしてきました。
現在の東京都庁にあたる「武蔵国府跡(国衙地区)」
「京王線府中駅」「JR南武線・武蔵野線府中本町駅」どちらからも徒歩5分、大國魂神社の東側に位置する場所に「武蔵国府跡」があります。
武蔵国府跡の歴史と背景
武蔵国府は飛鳥~奈良時代初期(7世紀末~8世紀初頭)から平安時代末期(11世紀代)にかけて存在し、武蔵国の行政の中心地でした。
「国府」は広大な範囲を占めており、現在の京王線府中駅の南や、大國魂神社の境内から東側一帯にも役所があったことが分かっているようです。
「国衙」はその中核を成す施設でした。国衙の周囲には役所群が存在し、地方行政全体を支える拠点となっていました。
「府中」という名前は「国府」がおかれたことに由来し、地域の中心地として発展してきました。
古い歴史を感じます。
復元展示建屋
敷地内には展示施設が設置されており、遺跡の発掘と柱の復元について説明する資料等が展示さています。
今もこの土地の下に遺跡が残っていると思おうとロマンがありますね。
その他にも発掘された出土品等は「ふるさと府中歴史館」に展示されています。
「ふるさと府中歴史館」は大國魂神社の境内にあります。
その隣に「国史跡 武蔵国府跡」の石碑があります。
武蔵国府八幡宮
「京王競馬場線府中競馬場正門前駅」、「東府中駅」より徒歩10分
「京王線 府中駅」から徒歩15分の場所、大國魂神社の東方に位置する場所に「武蔵国府八幡宮」があります。
甲州街道歩き旅では、通りかかったのが夜に差し掛かる時間帯だったこともあり、参道の写真だけを撮ってそのまま先に進んでしまった場所です。
今回は参道を進み、本殿まで足を運びました。
武蔵国府八幡宮の歴史と背景
伝えられるところによると、聖武天皇の時代に一国一社の八幡宮として創立されたとされる古社です。
大國魂神社の境外末社になります。社殿は国府のある西向きに建てられています。
参道、本殿
旧甲州街道に神社の壱の鳥居の立つ入口があります。
参道の途中に線路、踏切があります。
踏切を渡り終えたところに、弐の鳥居があります。その奥にある神門は2010年に大國魂神社から移築されたものらしいです。
神門を抜けると参道は左に直角に曲がります。
参道は、参の鳥居からまっすぐ本殿へ続きます。鳥居をくぐって右手に手水舎があります。
「出世開運」「武運長久」の御利益があるそうです。
国府八幡宮の周辺は、杉などの茂った森に囲まれており、荘厳な雰囲気を漂わせています。
[寄り道]大國魂神社 ご神木参拝
こちらも甲州街道の歩き旅では立ち寄らなかった、本殿裏にあるご神木「大國魂神社の大銀杏」です。
やはりご神木ですね。しっかりとパワーを頂きました。
JR府中本町駅からの入口を入ってすぐのところにも、ケヤキの大木がありました。「府中の名木百選」にもなっていました。
ご神木ではなくとも、大きなパワーを感じました。いつまでも元気で育っていって欲しいものです。
御宿場印「府中宿」を手に入れた!!「府中市観光情報センター」
「府中宿」の御宿場印は「府中市観光情報センター」で購入できました。
大國魂神社敷地の一角、交番の隣にあります。
場所 :府中市観光情報センター
営業時間:午前9時~午後5時(特別な催しの時は延長します)
休業日 :月の最終火曜日(特別な催しの場合は開館します)年末年始
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