こんちには。ぶ~ちゃんです。
社会人になって20年以上の月日が経ちますが、最近、日々同じような生活を漫然と送っているような気がしてなりません。
一通り仕事ができるようになってしまうと感じてしまうものなのでしょうかね。
何となく物足りない。味気ない。仕事中心の生活…
このなんとなく惰性で過ごす人生を打開してくれるのは何なんでしょう。
ベテランと呼ばれる世代の皆さんは、同じような思いを感じているんでしょうか。
ブログを書くこと
最近、ふと過去を振り返る機会がありました。
10年以上前にブログを書いていたことを思い出し、そして、その中により充実した人生を手にするための秘訣が隠されていたのでは?と思うようになりました。
人生を充実させるためのヒントがあった
大学を卒業し初めて働いた会社では、仕事に追われる毎日を過ごしました。
深夜まで働き、たまには日が昇る頃まで働き続け、家に帰っては風呂に入りすぐに寝る。そしてまた翌日、同じように会社に向かう。休日も関係なく出勤し、平日と同じように深夜まで働く毎日でした。
仕事に追われ、休日でも疲れ果て昼まで寝て、一週間溜まった家事をこなして、休日の終わりを告げる「サザエさん」を迎える…
「これ本当にやりたかったことなのかなぁ?」という疑問までもが吹き飛ばされそうだった、そんな生活の中でその頃流行り始めていたブログに出会いました。
初めは日記のように日常の出来事をとりとめもなく書いているだけでしたが、やり始めるとなんだか止まらない。想いを吐き出し、ブログを書き上げると心が整い、すっきりとした気分になりました。
仕事以外で没頭できたのはブログだけでした。仕事に追われる中でも、心の余裕を持ち、自分自身を見つめ直す時間を持つことの大切さを学びました。
ブログを書くことが私にとっての癒しとなり、人生の豊かさを再認識するきっかけとなりました。
一年間にわたり、日々新たなネタを追い求め、限られた休暇の日には一週間分のブログ原稿を作り上げ、継続的に毎日投稿してきました。我ながら良く続いたと思います。
しかし、それ以上に感じたのは、ブログを通して今まで気づけなかったものが見えてきたということでした。今まで何気なく過ごしていた日常に光を当て、新たな気づきを得ることができました。
ブログを通して得た自分自身との対話の時間は、当時の私にとって貴重なものでした。
ブログが止まった日
そんなある日、突然父が倒れ、看病するために私は会社を休み、しばらく実家に帰省しました。
(大事に至らず、今も元気で普段通りに生活している。これを機に父と私はタバコをやめた)
この出来事がきっかけで、その人のブログは更新が途切れ、次第に新しい記事をアップする気力も失われてしまいました。そして、そのまま徐々に元の生活に戻ってしまったのです。
きっかけはささいなことでした。
ブログを通して得られたもの
結果的にブログを止めてしまいましたが、その過程で色々なものを得ることができました。
- 毎日ブログのネタをさがすようになって、普段見えていなかったものが目に入るようになった。
日々の生活の中で、新しい発見や気づきがあることが嬉しく、自分自身の視野が広がったと感じます。ブログを通じて、普段の生活に対する意識が変わりました。 - 心を取り戻すことで、会社だけが人生ではない思うようになった。
生き方を考えるようになりました。転職など、自分自身の進むべき方向性について意識することができるようになりました。 - 自分の考えに共感してもらえる読者仲間たちと出会った。
社会に埋もれて希薄になっていた自分の存在を確かめることができました。
自分以外の人の様々な生き方を見ることもできた。
ブログを通じて、自分自身の成長や変化を感じることができました。そして、多くのことを学ぶことができたのです。
そしてブログを10年ぶりに再開
そして40代半ば、人生の折り返し地点に差し掛かかりました。
さらに、コロナ禍の影響もあって、これからの人生をどう生きていくかということを考えるようになりました。
以前と変わらず、同じような日々を繰り返してしまっている自分に疑問を感じて、もっと自分の好きなことをして自由に生きたい。
このままでは会社だけが自分の人生になってしまう。もっと他にやりたいこと、やりたかったことがあるはず。10年前のブログでも同じように感じたことを思い出しました。
結局は同じところに辿り着いたということです。
新しい日々を創るために
家と会社の往復だけの生活に疑問を感じていた私は、妻の後押しもあり、10年前に人生のヒントをもらっていたブログを再開してみることにしました。
もう一度ブログを書いてみよう。ブログの力を借りて、また自分の生活を見直してみよう。人生を考えてみようという想いが強くなりました。
会社の中に人生があるわけじゃない!
もっと自分の好きなことをして過ごしたい!
セカンドライフにつながる種をさがそう!
視野を広げてみよう!
こうして、10年ぶりに筆を執ることを決心し、新しい冒険が始まったのでした。
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